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新年明けましておめでとうございます。
石川県自動車車体整備協同組合並びに組合員の皆様には、ご健勝にて新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。
皆様には、平素から国土交通行政並びに当運輸支局の業務につきまして、格別なるご理解とご協力を頂いておりますことに厚く御礼申し上げます。
令和4年の新春を迎えるにあたり、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
新型コロナウィルス感染症の影響が長期にわたる中、社会経済や国民生活は甚大な影響を受け、全国の緊急事態宣言及びまん延等重点措置解除後も、交通・観光分野では依然として厳しい状況が続いています。
このような大変厳しい状況下でも自家用車等の整備により、国民の生活基盤を維持するエッセンシャルワーカーとして献身的に責任を果たしていただいている自動車整備業に携わる皆様に、心から敬意と感謝を申し上げます。
さて、乗用車は2035年までに新車販売で電動車を100%とする目標が設定されるなど、電動車や自動運転車に係る技術開発が進むとともに、これらの普及が進んでいます。このように、自動車技術の進展に伴い、自動車整備事業の重要性はますます増加しておりますが、先進技術への対応、人材不足といった課題もあります。
北陸信越運輸局では大きく変化する暮らしを支え、すべての皆様が安全・安心な豊かな生活を送ることができるよう地域の関係者と連携しながら様々な重要な施策に取り組んでいます。石川運輸支局としても整備事業者の皆様に引き続き重要な役割を果たして頂くため、これらの課題を解決できるよう、関係者の皆様とともに積極的に取り組んでいく具体的課題、施策について以下のとおり申し述べます。
一つ目は自動ブレーキなど、先進技術への対応です。自動運転の実現は交通事故の減少や地方における移動手段の確保などの課題解決に大きな効果を発揮するものとして期待され、大学における自動運転技術の研究、民間と自治体の連携による無人自動運サービスの導入の検討が進められています。
今や、国産メーカーの製造する乗用車の約9割以上に衝突被害軽減ブレーキが搭載されており、これら先進技術を搭載した自動車について、ユーザーが安心して整備を依頼できる環境を整えるため、令和2年4月からは整備を行う際に認証取得を義務付ける特定整備制度を施行しております。これらの先進技術については、今まで以上に予防的な点検整備が重要になりますので、制度の円滑な実施に向けて認証の早期取得など、ご協力をお願いします。
とりわけ車体整備においては、このような先進技術に関連した各種センサーの取り外し、取り付けに当たってスキャンツールを使用することが必須となる作業が増加することとなります。また、超高張力鋼板等の新素材への対応も求められ、整備作業に必要となるより高度な知識・技術の習得とともに、最新の整備機器の導入が必要不可欠となっており、業界全体が大きな転換期を迎えているところです。
また、自動運転技術等に用いられる電子装置の機能を確認するため、令和6年10月以降の継続検査において、車載式故障診断装置を活用した自動車検査(OBD検査)を開始するため、昨年10月以降、情報の管理に必要な手数料を自動車技術総合機構に納めて頂いております。現在、OBD検査に必要となるアプリケーションソフトの開発や検査実施者の習熟等を目的としたプレテストの実施など、自動車技術総合機構を中心に運用開始に向けた準備を進めており、円滑な導入に向けた環境整備を進めてまいります。
二つ目は自動車整備業界における大きな課題である人材不足への対応です。近年の少子高齢化や若者のクルマ離れ等により、自動車整備要員の有効求人倍率は厚生労働省の「職業安定業務統計」によると、令和2年度には4.50に達しています。
このことから、自動車整備の仕事について高校生の理解向上を図り、就職する若者を確保するため、関係機関等と連携して県内の高等学校を直接訪問し、自動車整備の仕事の社会的重要性・将来性について説明を行い、進路指導の際に将来の選択肢として紹介していただけるよう取り組みを進めているところです。整備人材の不足は、重要性を増している整備事業の基盤を揺るがすものであり、早急に効果的な対策を講じる必要があることから、高校訪問などを継続するとともに、ポスター等による女性や若者の整備士に対するイメージの向上のための周知等の実施に取り組んでまいります。
令和5年1月からは、継続検査等への自動車保有関係手続きのワンストップサービス(OSS)申請を行ってもなお残る自動車検査証の受け取りのための運輸支局等への来訪を不要とするため、電子車検証の導入や検査標章の交付等を国から委託する制度が創設されることとなりました。本制度の導入により、車検証更新手続きの効率化が図られ、事業者の皆様の負担が軽減し、生産性が向上すると考えております。
また、申請者の皆様の利便性をより一層向上させるため、支払い窓口業務のキャッシュレス化等についても検討が進められております。
三つ目は自動車の点検整備等の実施にかかる対応です。自動車の不具合による事故の防止や環境保全を図るため、自動車ユーザーは自動車の点検・整備が義務付けられていますが、その実施状況は乗用車で6割程度にとどまるなど、決して十分に実施されているとはいえない状況です。また、自動車の高度化が進展していく中、その性能を維持し安全性を確保していくため、昨年10月から車載式故障診断装置(OBD)の診断の結果が12月毎の定期点検項目に追加され、点検整備の重要性は増加していると考えております。加えて、大型車の車輪脱落事故発生件数については、令和2年度の全国の発生件数が131件と近年増加傾向となっている状況を踏まえ、昨年10月にとりまとめた緊急対策に基づき、関係団体の皆様とともにこれらの事故を撲滅するための周知活動等に取り組んでまいります。
また、車検切れ車両による運行は安全上の問題があるほか、自賠責保険が切れている可能性も高いことから、独立行政法人自動車技術総合機構と連携し、警察や自動車関係団体等の協力を得ながら行う街頭検査に、「ナンバー自動読取装置」を導入し車検切れ運行車両対策にも取り組んでいます。
このような中で、自動車ユーザーとの信頼を築き、自動車のよきアドバイザーとして保守管理の重要性を伝えていただくことの意味は益々大きくなっています。
本年も点検整備推進運動等を通じてユーザーの保守管理意識の向上を図ることしておりますので、より一層のご支援を賜りますようお願い申し上げます。
自動車整備事業場の環境対策への取り組みとしましては、昨年の「環境に優しい自動車整備事業場等の表彰」については、1事業場が北陸信越運輸局長表彰、2事業場が当運輸支局長表彰を受賞されるなど、企業としての社会的責任を果たして頂いていることに敬意を表すとともに、感謝申し上げます。
今後も貴組合を中心に弛まぬご努力を続けていかれますようご期待申し上げます。
以上、新年を迎えるにあたり、課題への取り組みの一端について述べさせて頂きました。
本年も石川運輸支局といたしましては、皆様のご理解とご協力を頂きながら、ユーザーによる自動車の適切な保守管理を推進し、安全で快適な「くるま社会」の形成と自動車整備業界の健全な発展に向けて努力して参る所存でございます。
結びにあたり、石川県自動車車体整備協同組合並びに組合員各位の益々のご繁栄とご健勝を祈念申し上げまして、新年のご挨拶とさせていただきます。
本年も、どうぞよろしくお願いします。
★明けましておめでとうございます(広報委員会)
組合員・賛助会員の皆様、明けましておめでとうございます。本年もよろしく願います。
コロナに負けず、本年もいろいろな情報を発信していきますのでよろしくお願いします。
また、事務局の業務は令和3年12月29日(水)から令和4年1月3日(月)までお休みさせて頂きますので、大変ご迷惑をお掛けしますがよろしくお願いします。
なお、石川運輸支局長と車理事長の新年あいさつは当ホームページへ掲載しましたのでご覧下さい。
★百万石の名工に野﨑 学 氏が知事から表彰されました(事務局)
12月8日に県庁で谷本知事から様々な分野で卓越した技能を持つ第一人者をたたえる本年度の「百万石の名工」として表彰され、令和3年度では料理界から1名と自動車鈑金塗装業界から1名でした。野﨑 学 様は16年間技能検定の検定委員を務められ表彰されました。この「百万石の名工」の表彰制度は2014年から創設され、今年度で名工は37名となりました。自動車修理業界では初めての表彰となりました。今後も組合から対象者の推薦を取り組んでいきます。
知事からも「石川県が誇るものづくりの原動力は長年培った皆さんの存在・技能の研鑽と後継者育成にご尽力いただきたい」と激励されました。
★タツノ自工が(株)リバースに変更されました(広報委員会)
野々市松任支部の「タツノ自工 様」が令和3年10月27日付けで、個人経営から法人化され、「株式会社リバース」と社名を変更しました。現在特定認証の申請の準備し、益々の発展を目指していますのでよろしくお願い致します。なお、電話・FAXの変更はありません。
★光陽自動車鈑金工場と(有)ノザキ鈑金塗装 様が廃業されました(事務局)
金沢城南支部の光陽自動車鈑金工場と松任・野々市支部の(有)ノザキ鈑金塗装から廃業による脱会届が提出されました。永きに渡り、車体整備事業に携わって頂き大変ご苦労様でした。ありがとうございました。
★車体整備記録簿の販売(事務局)
特定整備(車体整備)記録簿複写版の作成が承認され、12月から1冊50組で1,200円(税込み・送付料実費)で事務局で販売しますので、ご利用される方は事務局へ申し込み下さい。
★ベルマークをNGP本部へ贈呈しました(事務局)
会員各社から提供頂きましたベルマークを台風等の災害地区の学校等へ支援するため、12月22日に会員を代表して車理事長からNGP協同組合本部へ納めました。NGP石川県代表理事の(株)金沢ヨコイ部品 様を通して寄付させて頂きました。今後も組合活動の一環として、ベルマークによる社会貢献を続けていきますので会員皆様のご協力をお願い致します。
★令和3年度後期の各種資格講習会のお知らせ(広報委員会)
石川県労働基準協会連合会から令和3年度実施する「各種講習会のご案内」が送付されて来ましたのでお知らせします。受講希望者は労働基準協会連合会(076-254-1265)まで申し込み下さい。
1.アーク溶接特別教育(3日) 2月 7日~ 9日 ポリテクセンター石川
1月31日~2月 2日 七尾産業技術専門校
2.ガス溶接技能講習(2日) 1月20日~21日 ポリテクセンター石川
2月 7日~ 8日 七尾産業技術専門校
3.特定化学物質及び四アルキル鉛等作業主任者(2回)金沢1月12日~13日と3月2日
~3日は定員に達しているため、キャンセル待ちです。七尾1月26日~27日ワークパ
ル七尾、申込は労働基準連合会等のホームページへ
4.職業訓練指導員講習会1月17日~19日、26日~28日まで、ポリテクセンター石川 受講料16,000円、受講資格1級又は単一級技能検定合格者、締切12月17日まで、問合せ・申込みは職業能力開発協会窓口まで ℡076-262-9020
★損保会社サービスセンターへ指数対応単価根拠資料の提供を請求しました(調査研究委員会・青年部会)
11月5日付けで、以前に各支部長へ文書内容をご検討して頂きました標記資料提供のお願いの通知文を金沢市内に所在する各損保会社のサービスセンター長あてに発出しました。
また、近年の物価上昇や材料費の値上がりに伴う整備料金の見直しのお願い文も同封し、簡易書留で発送しましたのでお知らせします。
なお送付しました文面は当組合ホームページの会員情報ページへ掲載しておりますので一度ご覧ください。
★竹田 進氏が運輸局長功労者表彰を受賞(事務局)
金沢城北ブロックのボデーワークスタケダ(株)代表取締役の竹田 進氏は11月10日、ANAホリデイ・イン金沢スカイで開催された運輸支局長陸運関係功労者表彰式において、運輸局長事業功労者表彰を団体役員として受賞されました。氏は、平成15年から現在まで18年間、石川車協の理事として、組合活動に尽力され、その間、副理事長、支部長、調査研究・教育・広報の各委員長を就任され、永きに渡り組合活動の中心的立場を務めて頂きました。大変おめでとうございました。今後の更なるご活躍をご祈念致します。
★車令和3年度整備主任者研修(法令)について (教育委員会)
運輸支局から整備振興会会員外の認証取得亊業者あてへ令和3年度の標記講習会開催のお知らせが発出され、令和4年1月5日(水)又は2月7日(月)の10時と13時半からの4回の講習会開催のお知らせがありました。受講希望者は運輸支局ホームページから申込書を入手し、受講希望をFAXで予約申し込み願います。締め切りは開催日の2週間前までです。
車体整備記録簿の販売(事務局)
10月13日に実施した第195回理事会において、特定整備(車体整備)記録簿複写版の作成が承認されました。つきましては、12月以降から1冊50組で1,000円(税込み・送付料実費)で販売しますので、希望の方は事務局へ申し込み下さい。
★麻生自動車鈑金 様が入会されました(事務局)
10月12日付けで「有限会社麻生自動車鈑金」(代表者 片山 貴広)様が組合へ加入申し込みされましたのでご紹介します。
当社の現場メカニックは鈑金・塗装工の各1名、所在地は七尾市江曽町ロ部29番地です。
電話(0767)57-3300、FAX(0767)57-3432です。
なお、所属支部は七尾・鹿島支部となりよろしくお願いします。会員数は91社となります。
★購買キャンペーンの巡回販売の実施(経営事業委員会)
昨年はコロナ感染により、巡回販売は中止となりましたが、組合では感染状況が収束状況となりつつあり、また賛助会員の経済活動を支援したいとの考えから巡回販売の承諾を得た会員工場のみ(約60工場)を対象に10月18日から8日間で賛助会員の4社(アキラックス、奥村塗料、タウ、中央電力)が個々に巡回活動を実施しました。
★車体整備士資格の取得講習会の結果について (教育委員会)
令和3年度の受講生は16名(会員外1名含む)が受講し、全員講習会を修了、認定学科試験は、前回に1名が既に合格し、15名が受検して全員合格を目指していましたが、残念ながら14名の合格となりました。
★OBD車検とは?整備用スキャンツールと法定スキャンツールの違い?(日車協連ニュース)
OBD車検とは車載式故障診断装置(OBD:On-board diagnostics)を活用した検査制度のこと。「車載式故障診断装置を活用した自動車検査手法のあり方検討会」が2019年3月にとりまとめた最終報告書に基づいて制度が構築された。
対象となる車両は2021年10月以降(輸入車は2022年10月以降)の新型車
検査開始時期は2024年10月(輸入車は2025年10月)から
検査手法は法定スキャンツールを用いて検査機構サーバーと通信し、検査対象車両が特定DTC(保安基準不適合を示す故障コード)を俳出しているか否かを判定する。
整備用スキャンツールと法定スキャンツールの違いは
「整備用スキャンツール」は、電子制御装置整備認証事業場に保有が義務付けられている整備機器。OBD検査の対象となる装置の点検及び整備が適切に実施できる性能及び機能を有している。
一方「法定スキャンツール」は、OBD検査に用いるための検査機器である。
車検手数料が値上げされました(広報委員会)
令和3年10月1日より、自動車の検査の際に支払う法定手数料として、(独)自動車技術総合機構の技術情報管理手数料として追加(1台あたり一律400円)されました。 技術情報管理手数料の納付は、既存の手数料と併せて支払うことになります。
値上げた手数料は、自動車メーカーが提供する故障診断に必要な情報管理、全国の検査場(車検場)や整備工場が利用する情報システムを運用していくための費用として納付することになっています。
詳しくは 石川運輸支局検査整備保安部門 TEL:076-208-6000まで
★第2回名簿作成委員会が開催(名簿作成委員会)
9月6日、自動車会館2階会議室で出席会員8名により委員会が開催されました。
会議では、冒頭大畑委員長から賛助広告の契約状況や各支部委員の協力に対する感謝等の挨拶がありました。続いて各支部の活動状況が委員から発表されました。
現状での状況では、コロナ感染の影響がもろに受け、契約件数も93件(前回より11件減少)金額では目標額の約200万円は達しましたが、前回より約15万円減少の状況になりました。
★令和3年度第2回調査研究委員会・青年部会合同会議が開催(青年部・調査研究)
9月8日18時から自動車会館2階会議室において、標記会議が開催されました。
車理事長の参加を含め19名の参加による会議が行われ、永井委員長と福久部会長が司会を務め、前回に調査を分担した調査結果が担当した委員から報告されました。
また、永井委員長から軽四の塗装指数、塗装難易度加算、複数の曲線ラインや逆Rのポリパテ、サフェーサー処理指数、退色加算、鈑金副資材費用、産業廃棄物処理費用等の調査及び、県内保険会社支店への「指数対応単価の算出根拠等資料の提供依頼」についての検討内容の説明がありました。
★先進安全自動車対応優良車体整備事業者の認定(広報委員会)
令和3年9月3日付、金沢・城北支部の「大栄自動車工業(株)」様が認定番号第560号で県内第15番目と金沢・城西支部の「(有)田中自工」様が9月21日付けの認定番号第562号で県内16番目として日本自動車車体整備協同組合連合会会長から認定工場として認められました。
もし、会員様で取得希望の工場がございましたら事務局へ一報下さい。おめでとうございます。
★新様式の点検整備記録簿(自家用乗用等)2年・1年点検を販売します(事務局)
特定整備事業者用の記録簿を事務局で販売いたします。「OBD診断」追加した新様式の別表第6「自家用乗用等」の2年点検と1年点検用事業場控えと使用者用の1冊50組綴りとなっております。価格は1冊税込み千円で販売しますのでご用命の方は事務局までご連絡ください。
★「特定化学物質及び四アルキメス鉛等作業主任者技能講習」予定日(事務局)
特定化学物質障害予防規則等の改正により、「溶接ヒューム」が特定化学物質の第2類物質に新たに追加されたため、金属アーク溶接等の作業場では、屋内・屋外ともに、作業場ごとに特定物質作業主任者の選任が必要になります(令和4年4月1日施行)当該主任者に選任するためには標記講習会を受講しなければなりませんが、現状では当該講習受講予約が大変混んでおります。そのため、七尾会場のワークパル七尾(10月6日~と令和4年1月26日~)2回、小松会場の小松産業技術専門校(11月16日~)1回開催予定と公表されておりますので、早めに小松労働基準協会(0761‐22‐4232)又は七尾労働基準協会(0767‐52‐5343)へも予約申し込み下さい。
なお、金沢での受講希望の方は令和3年9月、11月、令和4年1月、3月はすでに満員状態で、キャンセル待ちとなっています。予約は石川県労働基準協会連合会(076‐254‐1265)へ早急に申し込み下さい。
★コンピュータが備えられた自動車は、令和3年10月1日から車載式故障診断装置(OBD)を1年ごとに点検する義務付の法改正が実施されました。大特・二輪除く。よって、1年及び2年の定期点検の際には、この点検を実施し、記録簿へ記載する必要となります。
★令和3年10月4日からスキャンツールの補助金申請受付が開始されました
★組合員工場の溶接ヒュームガス測定実施状況は9月末現在で8社実施、3社準備中となっています。
★高温・多湿時のトラブル防止に(アロークラブ9月号抜粋)
車体の温度が高温のまま塗装するとミストの乾きが速すぎてざらつきやすくなります。塗装前にボデーの温度を確認し、熱いようであればエアーブローや水で冷やしてから作業することでトラブル防止ができます。2.高温多湿では手や顔の汗がボデーに着きやすく、そのまま塗装してしまうとブリスター等のトラブルが発生するので、普段以上に脱脂作業を行いましょう。3.工場内の湿度が高くなって、空気中の水分が増加していると塗膜がブラッシング(白化)を起こしやすくなるので温度だけでなく湿度にも気を付けて作業しましょう。4.硬化剤・シンナーの番手に注意しましょう。シンナーの番手を速めると「かぶり」が生じやすくなります。5.特化則では、塗装環境内では飲食の禁止などが求められていますが、水分を補給し、熱中症を防止しましょう。




