ABAいしかわトピックス

2016年1月1日

石川県自動車車体整備協同組合 理事長 野﨑  学 新年のご挨拶

明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
平成28年の年頭にあたり一言ご挨拶申し上げます。
昨年中は、当組合の事業活動につきまして、組合員の皆様・賛助会員の皆様には格別のご支援ご協力を賜り厚く御礼申し上げます。
平成27年の大きな出来事では、1月のイスラム過激組織イスラム国による日本人人質の殺害や11月のパリ同時多発テロ等物騒な状況が続き、日本の安全を考える1年となりました。
このような中、石川県民として何と言っても1番うれしいニュースと言えば、3月14日の北陸新幹線金沢開業であります。
国内外から多くの観光客が金沢市街中心に押し寄せ、観光関連事業者及び交通事業者等へ大きな潤いをもたらす結果となりました。
組合関係では、日車協連の9月の理事会に行われた会長選挙で、新たに小倉龍一会長(神奈川県)が選出されました。
新会長は教育者の経験を持ち、これまでは日車協連教育委員長を歴任後、今回の改選で会長に選任されました。
これまでの会長と違った感覚で連合会運営の改善と健全化の推進を図り、我々組合員としても連合会運営の早期正常化が、望まれるところです。また、今期より微力ながら私も、本部理事の一人として石川・北信越ブロックの代弁者として業界の向上と組合の発展に取り組んでいく所存であります。
近年の自動車保有台数は、若者の車離れや少子化によりここ数年間は頭打ち状態が続きり、いっこうに増加する予兆を見ることができません。自動車メーカーは、低燃費を図るためボデー素材を一段と薄い超高張力鋼板の採用やアルミから炭素繊維の採用等を推進していくとともに、ハイブリッド車や電気自動車の増加に伴う自動車装備品のコンピュータ化が年々進んでいます。
このように車体整備業界にもスキャンツール等を使いこなす高度な知識を習得した人材が求められています。
当組合では、高度な車体整備技術、新機構講習等個々の企業では対応出来ない教育事業も積極的に取り組んでまいります。
さらに、11月に青年部全国大会の金沢開催を成功させた元気な青年部会を積極的に支援し、優れた熟練技術を伝承しつつ、効率的で近代的視野に立った活力ある経営者の育成を図ってまいりますので、会員各位のなお一層の結束、ご協力を賜りますよう心からお願いいたしますとともに、皆々様のご繁栄とご多幸をお祈り申し上げ年頭のご挨拶といたします。